組織図(2021年10月6日時点)

委員会基本方針・事業計画

指導力開発委員会

指導力開発委員会 委員長 小野寺 薫

基本方針

 現代の子供たちを取り巻く環境には、子供と対等な目線での対話が少ない大人の価値観で行われている教育、働くことの現実を伝えきれていない地域や教育環境、自立のきっかけを妨げている大人の過干渉などが見られます。我々は未来を担う子供たちと常に向き合い理解することが重要で、対等なコミュニケーションを持って働く魅力や地域社会を理解させ愛郷心を育み、自立心を持って活動できる子供に成長させる指導力の獲得が必要です。

 まずは、我々が子供たちを理解し対等なコミュニケーションを行うために、日ごろ子供たちと本気で向き合っている講師をお招きし、グループワーク形式で子供たちの思考を学べる例会を開催し、子供たちと双方向のやりとりを可能にする対話力を獲得します。そして、子供たちに職業に対する考え方や働いて対価を得る社会の仕組み、地域の仕事の魅力を学ばせ、目標を持って活動できる力を持たせるために、キッザニアジャパンの監修を得て地域で働く大人たちのリアルを見せて職業を体験させるアウトオブキッザニアを開催し、子供たちに自分の周りにいる働く大人たちや社会を理解させ、愛郷心を持って自分の将来と街のことを自分自身で考えられる人材へと成長させ、未来へ羽ばたかせる一助とします。さらに、子供たちの自立心を養い個の成長へとつなげるため、過干渉となりがちな大人のもとを離れ自助の在り方を学び、災害発生時には自助力を持って72時間の壁を乗り切るための術を獲得できるサバイバルマスター例会を開催し、自助力を獲得した子供たちは災害への意識が高まり避難所などで社会的弱者に手を差し伸べる共助の心が育まれます。

 子供たちが、自分の人生を生きる楽しみや街の未来のことを考えられる力を獲得し、子供たちを社会の一角として責任感を持って活動できる人材へと成長させた我々が、地域リーダーとして培った指導力を持って地域・会社・家族を幸せにする三方よしを実現します。

事業計画
  1. 子供たちと本気で向き合うための大人育成例会の開催
  2. 将来の自分を考える!アウトオブキッザニアin気仙沼の開催
  3. 自助を身に付け共助を育むサバイバルマスター例会の開催

社会開発委員会

社会開発委員会 委員長 生駒 高基

基本方針

 現代の競争社会において他者からの比較や否定的な評価に怯え、市民は低い自己肯定感や失敗への恐怖感を抱きやすい傾向にあり、主体性を持って挑戦をすることが難しくなっています。他者と比べることなく前向きに物事を捉えられる自己肯定感の高い市民を増やすとともに、否定をすることなくお互いの価値観を認め合い挑戦を支援する環境を整え、誰もが主体性を持って多くの新しい挑戦をしていける地域を創造していくことが必要です。

 まずは、我々が周囲から理解された環境の中で主体的に新しいことに挑戦していくために、メンバーを対象に自己肯定感の高め方や良好な人間関係の築き方を知る選択理論心理学を学ぶ例会を行い、他者との比較をやめ否定的な評価を前向きに捉えられる個人となり、他者の価値観を尊重し、身近な家族や従業員とより良好な関係性を築けるようになります。そして、周囲の温かい支援の中で子供たちが主体性を持って新しい挑戦をしていくために、自己肯定感が低くなるとされる中学生、保護者、教師を対象に子供の自己肯定感を高める方法を皆で考えるワークショップや選択理論心理学を基にした良好な人間関係の築き方を体験する例会を行い、子供たちが自分に自信が持てるようになり、子供も大人もお互いの価値観を尊重し、保護者や教師と子、子供同士がより良好な関係性を築けるようになります。さらに、誰もが主体性を持って新しいことに挑戦していく気仙沼となるために、市民の挑戦を後押しする企画を行う等、挑戦ができるまちをテーマとした気仙沼東日本大震災10年復興記念事業を開催し、地域全体で新しい挑戦に支援をする機運を高めます。

 我々や市民の自己肯定感が高まり、地域に挑戦を支援する環境が整い、誰もが主体性を持って新しい挑戦をすることができ、持続的に地域課題が解決され、発展し続ける地域となり、我々のプレゼンスが向上し、地域・会社・家族を幸せにする三方よしを実現します。

事業計画
  1. 選択理論心理学を学ぶ例会の開催
  2. 自己肯定感を高める方法や良好な人間関係の築き方を理解する例会の開催
  3. 挑戦ができるまちをテーマとした気仙沼東日本大震災10年復興記念事業の開催

特別事業委員会

特別事業委員会 委員長 内海 秀祐

基本方針

 気仙沼JⅭは創立以来、みなとまつりを中核事業の一つとして先輩諸兄の伝統を受け継ぎ、海上うんづら等で当圏域の活性化をしてきましたが、現代の少子高齢社会の影響が及び、おまつりは変化を余儀なくされ、市民の参加者数は減少してきています。我々は伝統あるおまつりを時代の流れに寄り添わせ、創造力豊かに新しい発想を活かし、魅力を向上させ、笑顔溢れる素晴らしいおまつりを大勢の市民とともに創造していくことが必要です。

 まずは、第70回記念の気仙沼みなとまつりを成功に導くために、青年らしい柔軟な発想と熱意をもって企画部会に参画し、関係諸団体と連携を図る礎を築き上げます。そして、我々が総力を上げたおまつりを成し遂げるために、みなとまつり実行委員会を立ち上げ円滑に運営し、各部会が創意工夫を重ね熱く議論し、一体感と連帯感を深める気運を醸成します。さらに、市民の皆様の心に残る忘れられないおまつりにするために、他団体と連携し、市民とともに装飾を行って街並みに彩りを添え、市民が率先して参加し広報できる演出を作り上げることで、その風景を見た市民の誰もが深い感銘を抱くおまつりへと発展させて参ります。また、大勢の市民を巻き込んで最大限魅力溢れるおまつりを実現するために、一般参加者を多く募り、決起例会で士気を高め、おまつり本番に臨むことで、海上うんづらをはじめとする各種企画を他団体とともに共創し盛り上げます。そして、メンバー家族への慰労と親睦を図るために、クリスマス家族会を開催し、この一年間のJC運動への協力に感謝の気持ちを伝えるとともに、メンバーの家族同士の絆をより一層深めます。

 連綿と受け継がれてきた伝統あるおまつりを、市民、関係諸団体と手を携え多くの人びとが参画する笑顔溢れる素晴らしいおまつりへと昇華させた我々は、創造力と熱意を持って物事に真摯に向き合う人へ成長し地域・会社・家族を幸せにする三方よしを実現します。

事業計画
  1. 気仙沼みなとまつりへの参画
  2. 気仙沼みなとまつり企画部会への参画
  3. 気仙沼みなとまつりへの市民参加の促進
  4. みなとまつり決起例会の開催
  5. 本吉マンボウサンバをはじめとする他団体の事業への参加
  6. クリスマス家族会の開催

会員開発委員会

会員開発委員会 委員長 菊地 祥太

基本方針

 近年、我々は拡大運動の改革を行っており、JCの魅力を対象者に合わせて的確に表現することや拡大の意識や目標を共有して自発的に拡大活動に取り組む人財を多く創出する新たな視点での拡大運動が求められています。組織として34%拡大を目標に据えてメンバーがJCの魅力と拡大運動の必要性を理解し当事者意識を持ち、候補者と真摯に向き合える人財へ成長し、メンバーと新入会員が一丸となり拡大運動を展開する必要があります。

 まずは、目標としている34%会員拡大を実現するために、全員で会員候補者リストに具体的な情報を追加して改善を行い、候補者に合わせた形でメンバー一人ひとりがJCの魅力を的確に伝えていくことを推進します。そして、OBから拡大運動の協力を得るために、メンバーから積極的に対話し、相互の親睦を図るOB交流会を開催し、新たな候補者の情報を収集するとともに信頼関係を築きます。さらに、気仙沼JCが力強くLOM活動や運動を行うために、メンバーが新しい仲間と共に活動や運動を行う意識の醸成を図る新入会員入会式を開催することで、メンバー全員がLOMの方向性の共通認識を持ちます。また、新入会員が今後のJC活動への意欲を向上させるために、委員会が新入会員と共に例会の構築と理事会へのオブザーブを行うことで、事業を開催するまでのプロセスを体感するとともに開催できる充実感を得ます。そして、次年度以降の拡大運動へ繋げるために、候補者や候補者の関係者を対象にJCの魅力を伝え、適切な情報を基に密接な関係性が構築できる交流例会を開催し、候補者と継続的なコミュニケーションを図る一助とします。

 気仙沼JCの魅力が的確に伝わり目標を達成した我々は、新入会員と共にJC運動を行いメンバー同士の盤石な関係性が構築され、候補者が自発的に入会する持続的な会員拡大で発信できる運動も価値が向上し、地域・会社・家族を幸せにする三方よしを実現します。

事業計画
  1. 継続的且つ行動的な会員拡大運動
  2. OBと対話により親睦を図るOB交流会の開催
  3. LOMの方向性を共通認識して一丸となれる新入会員入会式の開催
  4. 候補者の情報とメンバーとの交流を深める例会の開催

総務広報委員会

総務広報委員会 委員長 髙橋 直之

基本方針

 気仙沼JCは、様々な広報活動を取り入れながらJC運動や活動を展開し対外に向けて情報発信をして参りましたが、地域住民の我々に対する理解や関心がまだ低いことから正しく認識されているとは言い難い状況にあります。組織が正確に理解、認識されることはJC運動の礎であり、メンバー一丸となって情報発信量の増加と質の向上やメンバー各々のブランディングを推進し地域に根差した魅力的な団体として認知されることが必要です。

 まずは、我々の運動や活動をより多くの人に伝えるために、既存のホームページやSNS等の情報ツールを活用し対外に向けて継続的に情報発信を行い、地域住民から魅力的な団体として認識を深めていただきます。そして、組織だけではなくメンバー一人ひとりが他者から理解や信頼を得て認知度を向上させるために、自身の特長と専門性を活かし他者をより惹きつけることができるパーソナルブランディングについて学ぶ例会を開催し、自己分析から自身のブランドを構築し効果的に発信を行うことで、メンバーの独自性と価値を高めます。さらに、地域密着を志す団体として認識されるために、地域創生に向けて柔軟な発想とアイディアをもつ当地域の若者たちに発表の場を設ける例会を開催し、若者たちが想う当地域の魅力をマスメディアに向けて発信し、地域課題に対する姿勢を広く認知させるとともにJCの存在意義を高めます。また、JC活動に尽力した2021年度卒業予定者の皆様の新たな門出を祝い、会員メンバーの活動意欲と情熱を高めるために、卒業例会を開催し、卒業予定者の皆様を祝福するとともにJC活動に対する熱意を継承します。

 メンバー各々のブランディングの推進とJC運動や活動の情報がより多くの地域住民に届き、理解や信頼を得て魅力ある団体として認知された我々は、情報発信を通じて地域に必要とされる人材へと成長を遂げ、地域・会社・家族を幸せにする三方よしを実現します。

事業計画
  1. ホームページ・SNSへの情報発信
  2. パーソナルブランディングを学ぶ例会の開催
  3. 当地域の若者達の発表の場を設ける例会の開催
  4. 卒業例会の開催