10月例会「減災技術!72Hの壁を突破しろ!」


令和3年11月20日(土)10月例会「減災技術!72Hの壁を突破しろ!」 、アースクエスト代表の紺野祐樹様をお迎えし開催いたしました。

人命救助のタイムリミットと言われている72Hの壁を乗り越えるため、前半の講義では災害時の身の回りの状況を把握し、やる事の優先順位を学び、後半のワークショップでは低体温症になった場合の対処法や、暖や食事をとるための火の起こし方を学びました。

例会では冬季の災害で道路が塞がれ孤立した場合を想定し、冬季の被災でまず大事なのは体温を保つこと。寒くて震えているうちはまだ大丈夫で、震えが止まってしまったら非常に危険。

意識がないため体をゆすったりすると命の危険が大幅に増えてしまうことなどを学び、暖や食事をとるための火おこしは火床となる地面を、風向きなどを見極め掘って作り、葉っぱ、小枝、薪など火の付きやすい順に燃料をくべる必要性を学びました。

紺野様からは必要最低限のことを教えていただき、その後は実践あるのみ。

トライ&エラーを繰り返し自分で考えまた実行することが被災時でも役立つ知識と応用力が身に付き、それを子供たちに伝えるポイントなども学びました。初めて経験するメンバーが大半でしたが、みんな夢中になってワークショップに取り組んでいて、今日のこの経験が被災時に大いに役に立つと確信いたしました。紺野祐樹様、貴重な学び・実践の場を頂きありがとうございました。