【10月事業「こども探検隊!ドッカン大冒険!~挑戦は未来への第一歩、感謝は心の宝物~」】開催のご報告

10月19日(土)、気仙沼大島地域の小田の浜海水浴場および田中浜体験四阿を舞台に、指導力開発委員会の主管のもと【10月事業「こども探検隊!ドッカン大冒険!~挑戦は未来への第一歩、感謝は心の宝物~」】を開催いたしました。

本事業の開催にあたり、多大なるご支援・ご協力を賜りました大島地域の皆様をはじめ、関係各位、そして運営を支えてくださったボランティアの皆様に、心より御礼申し上げます。また、元気いっぱいに地域探検へ挑んでくれた子供たち、そしてその活動を温かく見守ってくださった保護者の皆様にも、深く感謝申し上げます。

本事業は、3月例会と6月例会での学びを実践につなげる“集大成”として位置づけ、大島地域での原体験を通じて子供たちが「自ら考え、行動する力」や「人とのつながり」、「地域の温かさ」を実感することを目的として実施いたしました。

最初のプログラムでは、小田の浜での地引網体験を実施しました。子供たちと保護者が力を合わせて網を引き、海の生き物を自らの手で捕まえる体験を通じて、「自然の恵みをいただくこと」、「仲間と協力して成し遂げること」の大切さを体感しました。

続く地域訪問では、地引網で獲れた魚を持ってグループごとに地域の方々を訪ね、カレーの材料を調達するとともに「地域の困りごと」をヒアリングしました。子供たちは自分の言葉で質問を投げかけ、真剣に耳を傾ける姿が印象的で、対話を通じて“思いやり”や“助け合い”の心を学ぶ貴重な機会となりました。

その間、保護者の皆様にはコミュニケーションワークを実施し、3月例会と6月例会で学んだ「子供への関わり方」や「やってみたいという心の育て方」を振り返りながら、グループごとに思いを共有しました。「一人で悩まなくていい」、「地域の大人みんなで見守れる」という安心感を得られる場となり、保護者同士のつながりも深まりました。

地域訪問を終えた後は、田中浜体験四阿でグループごとに「カレーづくり」を実施しました。野菜の下ごしらえから調理まで、子供たちが主体的に役割を見つけて協力し合い、共同作業を通じて達成感を味わいました。昼食には地域訪問に伺った方々を招待し、地域の絆を一層強める温かな時間となりました。

食後には、各グループが地域訪問で伺った「地域の困りごと」について、青年会議所や観光協会に提言を行いました。子供たちは地域課題を「知る」だけでなく、「自分ごと」として考え、発表する姿を見せてくれました。その素直で前向きな言葉に、大人たちも多くの気づきを得る時間となりました。

本事業を通じて、子供たちは“挑戦する勇気”と“感謝の心”を育み、地域の方々にとっても、次代を担う子供たちの成長を実感できる温かい交流の場となりました。

今後も私たち気仙沼青年会議所は、子供たちが地域の中で学び、自らの力で未来を切り開いていけるような環境づくりを目指して活動を続けてまいります。

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